けろけろの想う日々

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舟和以外の芋ようかん食べてるやつ可哀想

 

舟和という和菓子屋さんをご存知だろうか。

浅草に本店売店を構えているため、浅草に行ったことがある人は売店をみたことぐらいはあるかもしれない。

もちろん浅草だけでなく、全国に売店がある。

会社の歴史も古いほうで、創業明治35年(1902年)だ。

もう100年以上前からある老舗の和菓子屋さんだ。

 

そんな和菓子屋舟和の芋ようかんを食べたことがあるだろうか。

あるという方はさすが分かっている人たちだ。

無いという人はかなりまずい。芋ようかんがマズイんじゃなくて食べたことがないという未経験、無知がマズイということだ。

 

私は生まれてこのかた舟和の芋ようかんしか食べたことがなかった、つい最近までは。

数か月前に父が芋ようかんを買って帰ってきた。

よく父は芋ようかんを買ってくるのだが、その日は違った。

舟和のじゃない。それは一目で分かった。

その芋ようかんはよくスーパーで見る透明のプラスチックのパックに入っていたのだ。

舟和で買った場合は白色の紙パックに包まれている。

案の定その日の芋ようかんはスーパーで買ったらしい。

舟和以外の芋ようかんを食べたことのなかった自分にとってそれはそれはとても奇異なものであった。

いや形も色合いもまるっきり舟和の芋ようかんと同じである。

しかし透明のプラスチックパックに入っているだけでそれはとてもとてもチープなものに見えた。

だがたまには舟和以外の芋ようかんを食べてみるのも良いだろう。

プラスチックパックから芋ようかんを1つ取ってお皿に移した。

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(画像はイメージです)

 

なにも変わりはなかった。見た目だけは。

フォークを入れた瞬間、それは崩れた。雪崩を起こしたかのようにゴゴゴゴゴゴ!!!と崩れた。

幸先の悪いスタートである。

なんとかフォークで芋ようかんの塊を取って口の中へ運ぶ。

 その時私には稲妻が走った。そして今この瞬間後悔の底へと突き落とされた。

 

不味い。

驚くほど不味い。

こんなパッサパサな芋ようかんが、芋ようかんと名乗って良いのか。

世間はこんな芋ようかんを我慢して食べているのか。

可哀想。ほんと可哀想世の中の人が。

世の中の人はちっちゃいころからこんな芋ようかんを食べて「おいし~~」とか「マズイ~~」とか言ってたんでしょ?いや可哀想だわ。

私はその日初めて芋ようかん食べて不味いと思ったくらいなのに。

美味しい芋ようかんしか食べてこなかった人生だったのに。

たしかに友人などに芋ようかん美味しいよね!?って話しても皆首をかしげるだけで誰も賛同してくれなった。

だが唯一舟和の芋ようかんを知っている友人はめちゃくちゃ賛同してくれた。

だが一般ピーポーにはその美味しさを知らないようである。ほんと可哀想。

世間の言う芋ようかんとはこの不味い芋ようかんのことを指すなんて信じられない。

こんなんが庶民の味方であるスーパーで売ってるってヤバい。切実にヤバいよ。

私は悲しくなった。

 

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(これが舟和の芋ようかん)*1

しかし、なんて自分は恵まれた環境にいたのだろうかと、自分の境遇には感謝しきれない。。

小さい頃はよくおばあちゃんが舟和の芋ようかんを買ってくれて、今では父がよく買って帰ってくる。

この記事を書いている今も冷家の蔵庫の中には舟和の芋ようかんがある。

20数年間自分にとって芋ようかんとは舟和の芋ようかんであった。

外も中もしっとりしていて、口の中に運ぶとしっかりとしたお芋の味と風味が広がる。

これが普通と思っていた、

だが普通ではなかった。

とんでもない贅沢品なのだと気づかされた。

そう気づくことができた私にはきっと使命があるのだろうと思った。

舟和の芋ようかんを広めないといけない。

舟和の芋ようかんを布教すべきなのだ。

みんなに食べてもらって、芋ようかんの本来の美味しさを味わってもらいたい。

スーパーで売っている芋ようかんでは経験することができない、あのしっとりとした甘さとクリーミーさを。

1本からでも売っている。浅草だけでなくそこらにある我らのイオンでも専門店を構えているらしい。

 今すぐイオンへ急げ。いや急がなくていい。だが食べろ。舟和の芋ようかんを。

そして広めろ。美味しさを。あの舟和の芋ようかんを。

 

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